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癒女

(ゆめ)

(CV:結月とも)

身長:165㎝

 癒女水神社に宿る水分神(みくまりのかみ)という水神に属する「鳩」の神使。癒女之水分神(ゆめのみくまりのかみ)というのが癒女の真名(しんめい)であり力の源となる名である。

 生命を育む豊かさの象徴の「水」と、平和の象徴の「鳩」は癒女水の土地に長らく平穏をもたらしてきた。

 

 しかしその実、昔はこの辺り一帯の土地は大干ばつで作物が満足に育たない時期があった。疫病で両親を亡くした少女・ゆめは、身寄りの無い自分を育ってくれた村長の恩に報いるために、村で行われていた雨乞いの儀に人身御供としてその身を捧げた。それから程なくして村には雨が降るようになり、水不足は解消され人々は平和に生活することができるようになったと言い伝えられている。

 

 村人たちはゆめによってもたらされた雨に感謝し、亡くなった後に癒女水神社を建立しその魂を祀った。それが神格化し、今の癒女の姿となった。齢十で亡くなったゆめが大人の姿で神使となったのは、きっと叶わないまま終わってしまった大人になった未来の自分を強く想像した結果なのではないか。

 生前から非常に母性に溢れた優しい性格で、いつもせかせかしている桂太郎を見てハラハラしているが、対としての相性はとても良い。

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