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リーディングシアター

  「神名無童子」

キャラクター&キャスト

~完結篇~ 

【あらすじ】

 又彦と結菜の出逢い、結菜は己の心の成長と共に【神寄】の力を失った。又彦は満足げに、しかしもう自分と話せる人間がいなくなってしまったことへちょっと寂しさを感じていた。

 それから数か月後、又彦は変わった雰囲気を持つ神使と出会う。

「驚いたな、君も異端(はぐれ)なのかい?」

 黒装束をまとった神使は又彦に尋ねた。

 神使の名は「黒兎」、白兎のもともとの対だった神使であった。

 黒兎との出会いは又彦のはぐれ神使としての運命に大きな転機をもたらし、無くしてしまっていた天命を見つけ出すきっかけとなっていく。

 一方、文太は白兎と結菜の関わりに大きな意味をもたらせた又彦に、少なからず変化を感じ取っていた。

そんな文太の前に、流浪の猫の神使「金俣鋲助」が現れる……。

​《今作は「又彦」と「六良文太」2人の視点から物語が展開します。

   「猿神篇」「狗神篇」で全く違う登場人物、物語となっています》

【CAST】

~猿・狗共通~

朝比奈千尋 : 井せきただし (劇団夢神楽)

~猿神篇~

谷地又彦  : 真仲りえ

桂太郎   : 碓倉さとみ  (aniworks )

白兎    : 佐倉直樹

黒兎    : 土方翔平   (オフィスチャープ)​

加賀美   : 白川えいり  (株式会社エスエスピー)

兎飛丸   : 榊原花織

佐久良遼平 : 柳原光貴   (あいてむぼっくす)

平馬瑞樹  : 斉藤綾香   (EARLYWING)

室瀬 亮  : 米澤佳裕

久留宮猪里 : 櫻井美咲

真角怜南  : 星野彩月

飯柴降矢  : 中村純也

~狗神篇~

六良文太  : 村口貴哉

金俣鋲助  : 藤枝みのり  (あいてむぼっくす)

朱姫    : 石村恵美   (劇団ムーンライト)

椿     : 二階堂律   (優演隊)

心平汰   : 池内江美

癒女    : 結月とも

藍原結菜  : 酒井悠

有真唯人  : 三浦浩一

畑ヶ谷穂香 : 尾河奈穂   (プロダクション・エース)

肱川由璃子 : 福田真澄

片丘 舞  : 安田美彩

室瀬直久  : JJ池田

​砂野悟朗  : 土方翔平   (オフィスチャープ)

【STAFF】

脚本​・演出 : 進藤雄太

音響    : 余田崇徳

照明    : 関 嘉明

映像・動画 : てっぺー

プロジェクター​:萩原弘毅

イラスト  : 百花、山根拓郎、鈴紀、よちこ、まめじるし

        不破希海、澄代七海、しんよこ (敬称略)

【主題歌】

《猿神篇》  「鏡結」 作詞:進藤雄太 / 作曲:まこり

            歌 :水沢あや・藤枝みのり​

《狗神篇》  「繋唄」 作詞・作曲:紅音 / 編曲:中山英二

            歌 :紅音

《狗神篇》

《猿神篇》

~神名無童子の世界観~

 「神名無童子」は「神様ごっこ。」シリーズ、「仮想恋愛」シリーズの世界観を統一したオリジナル作品。

 縁結びの「朱之神社」、豊穣の「癒女之神社」、出逢いと別れの「玉響神社」の三つのお社が建つ三為(みなし)市を舞台に、そこに住む人々と神様の使いの動物神「神使」たちとの心の交流を描いたファンタジー作品である。

序章「結ぶ名は命」 (WEB期間限定配信作品)

 1000年前の朱之神社を舞台にした、又彦誕生を描いた音声作品。

 最初の神寄の才を持つ少女「ゆめ」と神使たちの触れ合いは、やがて不幸な運命を招き入れてしまう。

 過去の朱之神社で何があったのか?

 又彦はどうして「はぐれ神使」と呼ばれるようになってしまったのか?

 本編に繋がる序章篇。オーディオ配信のほか、小説版「神名無童子~序章~」も販売。

「神名無童子」(2015年上演)

 時は移り変わり、現代。

 人の目には視えないはずの「神使」たちを視ることができる特別な才能を持つ少女「藍原結菜」は、子供の頃に母を病気で亡くした。

 その時、神使の一人「白兎」の言葉を信じたことが裏目に出て母を亡くしたと思い込んでしまった結菜は、それ以来神社に来ることはなくなり、心をふさぎこんでしまう。

 高校生になったある日、朱之神社に旅から戻ってきた又彦と出会ったことで、結菜の運命は一変した。

 「縁を結ぶ」神社と「出会いと別れ」の神社を守る神使たちに見守られ、結菜は母の死が白兎のせいではないことを知った。

 誤解が解けた直後、結菜は母の声が聞こえたような気がした。そして、神寄の才能はいつの間にか消えてしまっていた。

もう二度と触れ合うことができない白兎だったが、結菜をこれからも見守っていくと誓った。

「千年の子守唄」(小説書き下ろし)

 小説版「神名無童子」に収録された番外編。

 病に侵された結菜の母「美春」にはある秘密があった。

 それは彼女もまた「神寄」の才能を持ち、神使たちが視えたということ。

 そして神寄の才を持つ者が避けることのできない運命もまた、背負って生きなければならなかった。

 幼いころの結菜と美春と、出会う神使たちとの交流を描く。

 悠久の時を使命のために生きる神使たちと、限られた時を懸命に生きようとする人々。

 鏡のように隣り合わせで結ばれた世界に生きる神様たちと人々の青春物語。

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