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六良文太
(ろくろうぶんた)
(CV:村口貴哉)
体長:120㎝(尻尾含む) 高さ:90㎝
朱之神社の入り口を古くより守る狛犬。
移り変わる時代を眺めているのが好きで、こまめに神社を出て散歩するのを趣味としている。又彦によく「爺臭い」と言われている。
元々は朱姫が生前飼っていた犬であり、朱姫の魂が神格化し朱之の神使となって現世に舞い戻った際に共に魂がくっついてきてしまったことを知った朱之の土地神「愛染明王」が、その高い忠誠心に心を打たれて狛犬としての使命を犬の魂に命じ誕生した。
「六良」とは六つの良き徳を意味し、「謙遜」「親切」「節制」「慈愛」「勤勉」「堅忍」といった、人が正しく行動しようとする時に美しいとされる六つの要素をその身に宿しているとされている。(本来は七つの美徳として「七良(ななら)」の名を与えられていたが、生物でないということで「純潔」が機能せず六良と名乗っている)
その性格は非常に真面目でお節介焼きであり、又彦の教育はもとより、主であるはずの朱姫に対しても良かれと思って説教を垂れることもしばしば。そのためか、全国津々浦々の神使たちが一斉に認める「長尺説教老犬」として日本中にその名が知れ渡り、狛犬ながら一目置かれる存在となっている。
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