駄ビット
年齢不詳(男の子)
身長:島には数字が存在しないので測れない 体重:たぶん軽い
最高に口が悪く、いつも駄キャットちゃんを困らせるいたずら者。好奇心旺盛で独占欲が強く、自分さえ良ければOKという
自己中心的な面も持つ。
制作の考えとしては、社会の悪い大人のイメージを持たせたいらしく、悪さをしたら罰せられる大人の社会を伝えたいために象徴したキャラクターで、お話の結末ではいつも自分の自業自得から悲惨な目に合っている駄兎。
しかし強靭なメンタルで次の回には反省の色など微塵も残さず、平然としている。悪く言えば学習能力が無い。
『はは~ん、なるほどな! よし、さっそく駄キャットで実験だ!』
駄キャット
年齢不詳(女の子)、身長:駄ビットと同じくらい(耳は除外)、
体重:女の子なので秘密。
駄ビットといつも一緒に行動している幼馴染の女の子。
性格はかなりのんびりしていて、危機管理能力が欠如している。ほわほわした言動で流されやすく、すぐに調子に乗る駄ビットを注意するも、静止するまでは至らず、毎回大惨事に巻き込まれる不幸駄猫。
製作者的には世の中の力の弱い立場の人間を象徴したかったらしく、自分の考えをしっかり持たないといけない、ということを伝えたいためのキャラクターである。
実は駄ビットに好意を持っている設定だったが、放送期間短縮に伴いその辺りの件がすっぱりと削られている。良きお友達。
『ねえ駄ビット、本当にこれで合ってるのかな? 何かとっても熱くなってきたよ? ねえ、聞いてる? ねえ……ねえ……あ、あぁ……』
駄ドッグ
年齢不詳(老犬) 身長:大きい 体重:重い
島にいる唯一の犬のおまわりさん。しかし意地悪く、怠け者。
高齢を理由に仕事をしない駄犬。そのくせ、自分にとって都合の悪いことには全力で対処する。
劇中では駄ビットの拾ってくるモノを横から奪い取る悪徳警官として描かれている。
すぐ威張り散らす様は現代の官僚や上流階級者を風刺しており、子供たちに
「自分は努力せず成果をあげようとする、こういう大人になってはいけない」というメッセージを込めている。それが伝わっているのか、劇中ダントツで人気が無いキャラクター。
『グフフ、おまいら、いいもん持ってんじゃねえべか。ワシによこしんしゃい~』
駄マウス
駄ドッグといつも一緒にいる腰巾着ねずみ。
「ししし」と笑うしか能がなく、基本的に上司である駄ドッグの手助けすらしない。
『シシシシシシシシシシシシシシシシシシッ!』
スーさん
誰が呼んだか流浪の渡り鳥、パペッ島唯一の常識鳥。
せわしない性格で、かなりの早口。
ちなみにカモメ。
『あかんがな! あかんがな! こーりゃエライこっちゃで!!』